18/02/2019

メルセデス・ベンツは、 what3words をカーナビシステムに組み込んだ最初の自動車メーカーです。対応モデルに乗るドライバーは3ワードアドレスを手入力/音声入力して、世界中どの3メートル四方でもその正確な位置へ道順検索することができます。

what3wordsの導入は、同社がプレミアムで直感的なカスタマーエクスペリエンスにこだわった結果です。これにより、 メルセデス・ベンツは目的地入力における業界最先端を行くことになりました。

自動車業界の問題を解決

新しく車を購入した人を対象にJ.D.パワーが行った最近の調査によると、ナビゲーションシステムの使いにくさ、そして音声認識の不正確さが、もっとも多く報告される問題だそうです。

自動車業界はこれらの機能改善に苦戦しており、その大きな理由が世界の住所システムの不完全さにあります。現在のナビゲーションのニーズに合っておらず、特に音声認識させるのは非常に難しいのです。

「既存の住所システムは、音声入力には適していません」と what3wordsのCEO兼共同創業者 クリス・シェルドリックは話します。「英語の15と50は音声システムには識別が難しかったり、同じ名前の通りがいくつも存在することもあります。例えばロンドンには“チャーチ・ロード”という通りが14もありますし、メキシコシティには“フアレス”という通りが632もあるのです。また、外国語だとうまく発音できないこともあります。“ Godmanchester という町の正しい発音は “ガムスター”だと知っている人は少ないでしょう。メルセデス・ベンツはイノベーションで有名なので、私たちのシステムを最初に導入する自動車会社となったのも納得です」

正確で直感的なエクスペリエンス

what3wordsはカーナビによく起こる問題を解決し、ドライバーによりスムーズで楽しい運転体験を提供しています。

すべての3ワードアドレスは固有で、オートサジェスト機能が入力ミスを検知するので、ドライバーは正しい目的地にたどり着けます。3メートル四方の位置までナビするので、ドライバーはビルの名前だけでなく、その駐車場の場所や特定の入り口などを目的地として入力することができ、シームレスなナビゲーションが実現されます。

what3wordsを使えば、メルセデス・ベンツのドライバーは住所がない場所でも目的として設定できます。例えば田舎にひっそりと佇む結婚式場や素晴らしい眺めが楽しめるビーチ沿いの隠れスポットなどにも、ピンポイントでたどり着けます。

what3wordsの対応車種

2018年の新しいメルセデス・ベンツ Aクラスの車には、すべて what3wordsの技術がインフォテインメントシステムに組み込まれています。最新のCOMANDシステムが付いたメルセデス・ベンツ車は、Mercedes meにリンクされていてローカルサーチが有効になって入れば、OTA(無線通信)で更新してwhat3wordsを使うことができます。

インフォテインメントMBUX搭載車

  • Aクラス
  • Bクラス
  • CLAクーペ
  • GLE
  • スプリンター(MBUXはオプション)

最新のCOMAND搭載車

  • Cクラス
  • Sクラス
  • Sクラスクーペ/コンバーチブル
  • Eクラス
  • Eクラスクーペ/コンバーチブル
  • GLEクラス
  • CLSクラス
  • Gクラス

what3words音声ナビの使い方

目的地の3ワードアドレスを確認したら、音声コマンドで「 what3wordsにナビゲート」と言った後に続けて3単語を言います。単語間の中黒を言う必要はありません。

システムの要件:

MBUX: 接続が利用可能で、車両が Mercedes meのアカウントにリンクされており、グローバルサーチと音声アシスタントが有効になっていることを確認してください。

最新のCOMANDシステム: 接続が利用可能で、車両が Mercedes meのアカウントにリンクされており、ローカルサーチが有効になっていることを確認してください。